EXILE
ひとつの中に光沢、手触り、組成の異なる生地を複数つかう服をつくる時にこころがけているのは、最後にひとつにまとまること。
ひとつになっていると感じられれば、どんな素材を隣り合わせてもいい、と思っています。
銀河鉄道999のテーマ曲がききたいというだけで聴きだしたEXILE。
出かけるとどこかでかかっているというイメージしかなかった彼ら。
ふと、「EXILEの奏でる音楽は、声と楽器がたくさんつかわれていて音がすごく多いのに、すっきりとまとまっていて、今っぽくてかっこいい。」と思いました。
今を感じられて、かっこよかったり、かわいかったり、って大切だと思います。
手にとっていただいた時に、なつかしい場所に心がとんでいってしまうようなものをお届けしたい。湿度のある風に吹かれたり、雨のにおいがすると、あ、あの時と同じって思うような。そして、なつかしくさみしいことも肯定して、今があるのねって歩いて行かれるようなものを。
いつかそんなものをつくれるようになるといいなあ。
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