遊☆戯☆王とポケモンとコクリコ坂から
今やカードゲームの代名詞のような存在で海外版もある遊戯王カードゲーム。
アニがすっかりはまって、10年も前(アニが生まれたころです)の公式カードカタログを取り寄せてはお目当てのカードがどのパックやデッキに入っているか探し、せっせと集めています。
パックはあけてみないとどのカードが入っているかわからないので、なかなかほしいカードが手に入らないのが実情です。
ゲームについてくる特別なカードがあったり、今では入手できないデッキもあるので、アニの中ではほしいカードのレア度はますます増すばかり。
「ママ、デュエルしよう。」と言われると、老眼始まってるママにはカードの文字が小ちゃいんだよね~と毎回思ってましたが、今日はルーペで拡大しながらデュエルしました。
強いカードも罠や魔法カードに負けてしまうことがあって、強いカードを持ってたら無敵というわけではないところがおもしろいです。
アニはコナミさん主催の小学生対象のはじめて教室に行ったり、新しいパックの発売日を調べたり、洗濯物たたむお手伝いしてせっせと購入資金を調達したりしてます。
何がそんなにアニをトリコにするんだろう・・・もとになる漫画の物語がしっかりしてるのかな・・・?
DVDで観ると心の闇が描かれてて、なかなか面白い。
古代エジプトをモチーフにしたシリーズ最初の「遊☆戯☆王」の文庫全22巻を読むことにしました。
ものをつくる人の考えてることを知りたいので、作者のあとがきも面白いです。
打ち切りの危機があって、人気だった回に引き寄せて方向転換した結果、カードゲームがメインになったそうです。
そこで最初の考えにこだわらずに転換できたからこそ支持される作品が生まれ、ゲームソフトやカードゲームなど大勢の人が楽しめるものが生まれたのかも。
多くの子どもたちに絶大な人気のポケモン、その秘密はなんだろう?と常々思っていて、「田尻智~ポケモンを創った男」(MF文庫ダ・ヴィンチ)を読みました。
ポケモンゲームの面白さは、通信してポケモンを交換して、そのポケモンをまた交換して、自分の知らないところで自分の関わったポケモンが生きていることだと書いてあり、なるほど~と思いました。
「伝説のポケモンやっつけちゃったんだけど、シンゴがオレのほかのポケモンと交換してくれたんだ。」「そのポケモンは返したよ。」「外国の人と交換したよ~。」と喜ぶアニ、作者の思惑にすっかりはまってる・・・。
ものをつくると言ったら宮崎駿氏。
NHK「ふたり」宮崎駿×宮崎吾郎を観ました。
ヒロインの海ちゃんのキャラクター設定にぶれがあり自信のない吾郎さんのもとに届けられた駿氏の描いた海ちゃんの絵。
斜め後ろから描かれた海ちゃん、顔は描かれてないけれど歩き方からイキイキとした様子が伝わりました。一枚の絵が持つ力はすごい。
魂?愛情?なにが込められているんだろう。
100人を超すスタッフの前での親子の葛藤。
伝えたいことを伝えながら良い共興成績を収めること。
決められた制作期間内につくること。
イメージをして形にすること。
地震を通ってきた後だからこそできるもの。
厳しく、愛情という言葉ではおさまりきれない大きな愛情で息子と接する駿氏。
親子の歴史がそのまま作品に載ってしまう怖さ、けれどもそこを通ってこそ次に行かれること。
映画をつくる理由はたくさんあるのだろうけれど、「つくりたいから」という姿勢を貫く駿氏。
おしえてもらえなかったことを悔やむのではなく、進んでいくしかないと思いました。
作品を創りだすより、今はおおらかなママでいたいなあ。
どっちも大事だけど、ね、ママだからね。
追記:
駿氏のマグカップがよかったなあ。
アイボリー地にブルーの手描きっぽいチェックとしましま。
お弁当かしら、普通のタッパーからうどんをだして白いマグカップで食べてる姿に親しみを感じました。
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